群馬県中之条町を走る国道353号、通称「万街道」をたどり、名湯・四万温泉の奥地へと向かう全長約12.8km・獲得標高401mのヒルクライムルートです。神秘的な「四万ブルー」の水面を湛える四万湖や中之条ダムを起点に、豊かな緑に包まれた山あいの緩やかなワインディングを登っていきます。序盤から中盤にかけての国道区間は舗装状態が極めて良好で交通量も少なく、走行音で音楽を奏でるメロディーラインや、天然記念物の「四万の甌穴群」、道路脇に豊かな水を落とす「大泉の滝」など、四万川の清流が織りなす渓谷美を眺めながら快走できます。
後半はそのまま本線で奥四万湖まで行くより、四万温泉の温泉街を通過する旧道から登り、帰路に本線経由で戻るルート取りがおすすめです。旧道へ入ると、日本最古の木造湯宿建築として知られる「積善館」をはじめ、昭和レトロな風情が漂う温泉街の街並みが広がります。道中には甌穴群に隣接する「森のカフェ KISEKI」や、温泉街で香ばしい上州名物を味わえる「焼きまんじゅう 島村」、ボリューム満点の上州牛バーガーが人気の「ジュピターズキッチン」、さらには川沿いの露天風呂を備える「四万清流の湯」など立ち寄りスポットが充実しており、グルメや足湯で英気を養いながら静寂な杉林を抜けて奥四万湖へと至る充実のライドが楽しめます。