愛知県田原市、渥美半島の先端近くに位置する「西ノ浜シーサイドロード」は、その名の通り海沿いを爽快に駆け抜けることができる平坦なルートです。最大の特徴は、海岸線に沿って立ち並ぶ巨大な風力発電の風車群です。真っ白な風車が青い空と海を背景に回る様子は圧巻で、このエリアならではのフォトジェニックな景観を作り出しています。
コースは全体を通してフラットで、獲得標高もほぼゼロという、初心者やファミリーにも非常に優しい設計になっています。堤防沿いの道と並行する本線があり、好みや風の状況に合わせて走る場所を選べる区間もありますが、終盤では一本に合流します。伊良湖岬方面へ向かう西向きの走行では、進行方向に沈む夕日を眺めながらのサンセットライドが特におすすめです。冬の空気が澄んだ日には、対岸の三重県の山々までくっきりと見渡せることもあります。
ただし、遮るものが少ない海岸線のため、特に冬場や強風の日は北西からの風を強く受けることがあります。風向きによってはトレーニング強度が上がってしまうこともあるため、当日の天候をチェックして出かけるのが良いでしょう。周辺には「恋路ヶ浜」や「伊良湖岬灯台」といった観光名所、新鮮な海の幸を味わえる食事処も点在しており、サイクリングと合わせて渥美半島の魅力を存分に満喫できるルートです。