「日本の道100選」にも名を連ねるいろは坂は、日光の麓・馬返から中禅寺湖へと標高差約500mを一気に駆け上がる、サイクリスト憧れの山岳ルートです。上り専用の完全2車線一方通行路である第二いろは坂には、「い」から「ね」まで20箇所のカーブ標識が立ち並び、深い原生林の中をつづら折りのワインディングが連続します。視覚的な迫力とは裏腹に平均勾配は5〜6%台と一定で、整備された舗装路をリズミカルにペダリングできるのが魅力です。中盤の黒髪平展望台で眼下の絶景に息を整え、さらに高度を上げると、終盤の明智平では華厳の滝や男体山、中禅寺湖を一望する大パノラマが待ち受けます。そこから明智平バイパスの全長約930mにおよぶトンネル区間を抜ければ、二荒山神社の大鳥居が立つ中禅寺湖畔へ到着します。登頂後は日本三名瀑の華厳の滝を見学したり、湖畔のカフェやレストランで名物のヒメマス料理や自家製スイーツを味わったりと、充実したご褒美時間を満喫できます。自転車作品の舞台としても名高く、新緑の初夏から山肌が鮮やかに染まる秋の紅葉期まで、四季折々の大自然と達成感を存分に味わえる名コースです。