江戸時代の面影を色濃く残す由比宿の古い街並みから、歌川広重の浮世絵でも知られる東海道屈指の景勝地・薩埵峠を越えて興津へと抜ける歴史情緒あふれるルートです。由比本陣公園や正雪紺屋が並ぶ風情ある宿場町を抜けると、みかんの木々が広がる山肌へと分け入り、最大標高77メートルの峠へ向かう急勾配のワインディングが始まります。壁のような激坂を登りきった先の展望台周辺は有名な撮影スポットで、青い駿河湾と富士山、そして足元に東名高速道路やJR東海道本線が交差する大パノラマが一望でき、登坂の疲れも吹き飛ぶ感動を味わえます。峠の前後には全長460メートルの薩埵トンネルや木立に覆われた区間があるため、前照灯と尾灯の点灯が欠かせません。ライドの前後には由比港周辺へ寄り道して名物の桜えびのかき揚げや釜飯を味わったり、街道沿いのカフェやたい焼き店で一息ついたりと、絶景の峠越えと宿場町グルメを一度に満喫できるのが大きな魅力です。