山梨県の御坂山系に抱かれた芦川沿いを走る笛吹市川三郷線は、豊かな渓谷美と日本の原風景が色濃く残る山峡の静寂を満喫できる約8.4kmの山岳ルートです。標高約580mから900m超までを緩やかな勾配で繋いでおり、極端な激坂や信号がなく車の往来も非常に少ないため、せせらぎや鳥のさえずりに包まれながら一定のペースで心地よくペダリングに没頭できます。沿道には養蚕の歴史を伝える独特の「兜造り」の古民家群や石垣が並ぶ集落が点在し、古民家カフェや手打ち蕎麦・郷土料理のほうとうを味わえる食事処、歴史ある寺社など、ライドの合間に立ち寄りたい魅力的なスポットも充実しています。初夏には周辺で可憐なニホンスズランが咲き誇り、秋には渓谷全体が鮮やかな紅葉に染まるなど四季折々の表情も美しく、中級者のステップアップや静かな環境での山岳クルージングに最適な一本です。